業者に頼まないと水道蛇口の水漏れ修理ができない理由は?
基本的に、業者に依頼すれば、ほとんどの水道トラブルは解決することができます。もちろん、交換部品の製造がすでに打ち切られているというようなまれなケースでは修理不可能ですが、そういった特殊な事情を除けば、基本的には業者が修理できないトラブルはほぼないと考えて問題ありません。まさにプロの手にかかれば・・・という感じでしょうか。
ただ、これまでに水道蛇口の水漏れなんて全部自分でやってきたよ、という人ももちろんいると思います。確かに、市販されているパッキンをホームセンターなどで買ってきて、劣化したパッキンと付け替えるだけで問題なく解決される場合が多いですから、水漏れ程度なら自分で修理しているよ、ということも十分ありうるでしょう。
ただし、たとえば蛇口ではなく、水道管から水漏れが起こっているといったケースでは、さすがに自分で修理することはできませんし、また、洗面所の水道に関しては、取り外しの必要がある修理の多くが、自分ではできないという事態を招きます。
なぜかというと、洗面所の水道の場合、蛇口からの水漏れにしろほかの症状にしろ、水道を取り外すこと自体が非常に難しくなってしまうケースが多いからです。そのような理由から、問題が起こっている場所や水道の規格によっては、自分で修理することができないこともあるということを想定しておいたほうがよいといわなければなりません。
工具さえあればできるけれど・・・それでも業者に依頼・・・
取り外しができないようなケースでは、特殊な工具があればうまくいけるんじゃないの?と思うかもしれませんが、なかなかそううまくもいかないのです。特殊な工具である以上、基本的には近所のホームセンターなどで市場に流通していないことが多く、また、専門性の高い工具の場合、値段も非常に高くなる可能性が大きいです。工具を買って自分で修理するよりも、業者に依頼してしまったほうが安上がりな場合が多いのです。
また、難しい修理を知識がない人間の手によって施工されると、事態がますます悪化してしまうリスクも考えておかなければなりません。怪我のおそれもあります。そういった理由から、パッキン交換などの簡易な修理でなければ、やはりプロに依頼してやってもらったほうが無難なケースが多い、といえるのです。
まさしく餅は餅屋、水道屋は水道屋なのです。